原付で鳥取まで友達に会いに言った話



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これは去年の12月頃寒い冬のお話。  ある日ふと思った。“せや、アイツ今頃なにしてんねんやろ ”  “アイツ ”と言うのは、僕の高校の頃の友達。K氏。毎年11月に母校で開催される文化祭以来会っていないので久々に会ってみようと思った。(久々と言っても1ヶ月しかたっていないが…)

 

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予定は、1泊2日で鳥取のK氏の家に行きその後K氏と鳥取観光。

 

しかし、僕は、まだ自動車をもっておらず原動付き自転車(原付)しか持っていないのだ!!

 

鳥取までは、かなり遠いしかしK氏に会いたい。  ならば行ってやろうじゃねぇか。  原付で(`_´)

 

そうして原付で兵庫県から鳥取県への旅をすることに決めた。

 

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出発当日の朝  学校での実習を終えた。そして、また別件で友達と遊びに約束をしていたのでひとまず行くことにした。 予定がブッキングしてしまった。これは、完璧に僕のミスである。この場を借りて途中抜けしたことを謝りたい。 ごめんなさい🙏

 

そして、用事を2つ終えいよいよ待ちに待った鳥取へと出発したのだった。

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今思えば原付で県を超えるなんて、どうかしてる。

現にどうかしていた僕は、ずっと北へ北へ原付を走らせた。

だが1番の敵は、“距離 ”では、なく“寒さ ”だった。そりゃあそうだいくら去年の冬が暖冬で暖かったとは、言え、12月のバイクをなめては、いけない。風があたり寒いと言うより痛い(笑)  途中手や足がなんども動かなくなり心が折れそうになった。それでもK氏のもとへ行くべく進むことを辞めなかった。


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そして標識が見えてきた。  あっ…鳥取や…

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しかし、本当の戦いは、これから本番だった。まだ60kmも直進だと言う。そして寒さも北へ行くに連れて増してくる。(あたりまえだ…)

途中道の駅を見つけたのでそこに寄り暖かいコロッケを食べた。おばちゃんの愛が身にしみた…。
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おばちゃんからの愛もしっかり受け取りもう一度原付を走らせた。

 

いよいよ県を超える


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県の境目は、実は長いトンネルだった。いよいよ鳥取県へ入ると思った矢先。耳元から

プー…   …   GPS信号が途切れました……   …。  耳元で女の人がささやいた。

 

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そう実は、道が不安でカーナビをしながらここまで進んできた。  しかし、山奥で電波が悪くワイヤレスイヤホンから先程のアナウンスが…。  トンネルは、暗く僕1人。恐怖で縮こまった。お陰で寒さは、ちょっとの間忘れることができた(笑)
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そして鳥取へ入るとまたもや道の駅を見つけた。

 

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鳥取に入ると野菜達が優しく僕を出迎えくれた(笑)

とても楽しそうな道の駅だった。さらにそこから20km原付を走らせ無事友達の家に到着した。

 

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友達の家についてから飯を食べに行こうと思ったがなぜかしまっていた。運がない…。

(くそぅ)


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仕方ないので他の店で食べた

家についてからは、たくさんの話をしてその日は、疲れていたのかすぐ眠ってしまった。

翌朝朝ごはんを食べて2人で鳥取砂丘へと向かった


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人生初の鳥取砂丘にとても興奮した!こんなにも広いのか!!


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その後昼食を食べ  翌日に学校の授業があるため(ほら、どうかしてる)K氏と別れ、再び兵庫へと走りだした。

 

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帰り道は、ナビをつけないで帰れるだろうと思い帰ったが兵庫に入ったは、いいが途中完璧に道にまよってしまったがなんとか無事に帰ることができた。
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この旅でわかったことは、案外原付でもどこでも行けると言うことだ。  

また鳥取に住むK氏に会いにいきたいと思う。もちろん原付ではなく自動車で(笑)

 

                                                                 おわり。